上顎前突の治療(こども)
 
上顎前歯(じょうがくぜんとつ)
とは、いわゆる出っ歯のことを意味します。一般的に出っ歯と聞くと上の前歯が出ていることを想像しますが、実はそれだけではないのです。
 
 上顎前突になる原因は大きく分けて4つあります。
  @上の前歯が出ている
  A下の前歯がひっこんでいる
  B上のあごが大きい
  C下のあごが小さい

 
上顎前突はこれら@〜Cの複合型であることが多く、それぞれの原因に対してアプローチする治療方法を選択します。
 また、上顎前突は成長期(小学校中学年ごろ)から治療を始めることでかなり良好な結果が得られれますので、気になる方はまず1度後相談ください。

●患者さんは初診時年齢10歳の男の子でした。
上の前歯が出ていることを気にされて来院されました。
レントゲンの分析結果、上の前歯が出ていることと、下のあごが小さいことが原因でしたので、それに適した治療を開始しました。

治療前

治療中 治療後
 あごの幅が狭く、前歯が前に出ています。 

 小さいころの指しゃぶりが原因のひとつと考えられます。
 下あごを少し前に出した状態になるように作製した装置を夜寝る時にはめてもらいます。
 同時に狭い幅を拡げることができるように設計されています。

 来院間隔は1〜3ヵ月に1度です。
 狭かったあごが横に拡がり、上の前歯が内側にはいりました。さらに下顎が成長したおかげで、上下の前歯の距離が適正になっています。

 永久歯への交換を待って歯を抜かない大人の矯正をする予定です。

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